利学塾、高速道路
オーストラリアでの高速道路
Sidの10行海外紀行 Vol.4 NO.005

  オーストラリアの高速道路は概して渋滞も無く、基本的には無料であるから非常に便利である。
私達が住んでいたモスマン(シドニー北部)からメルボルンまで約900kmある間で、有料道路料金は
(1)ハーバーブリッジが北部からシテイに入るのにA$2.0(約160円)但し、帰りは無料
(2)サウス・ウエスターン・フリーウエイの一部でA$1.5(約120円)
合計金額(片道)は約280円だけである。ちなみに日本の場合、長野の親戚まで中央高速を相模湖イ ンターから使う と約230kmで5200円かかる。
 オーストラリアの高速道路の制限速度は110km/hの規制が多い。勿論一部区間はそれより低い 区間もある。日本のように100km規制道路で120km以上で走っているような者は殆ど見かけ なかった。中には田舎に入ると、高速道路といえども一般道のような道もあり、その様なところでも制限速度は110kmと成っているにはびっくりする。
 一部の高速道路を除き、道は綺麗に整備され、日本の中央高速、東名高速とあまり変わらない。休憩所 が日本のように大きな物が無く、小さな休憩所がたまにある程度である。食事をしたければ高速道路を 一度降り、町に立ち寄ってから再度高速道路に入ることになる。高速道路は殆ど渋滞は無く、むしろ田 舎に入ると前後に車が居なくなり、ただ一人走ってると言う感じになる。従ってスピードもほぼ110 kmで安定して走れる。このような運転環境では速度自動制御装置が装備されている車は運転が非常に楽だし、警察の監視に対し安全である。  

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