ウルル(エアーズロックへの旅NO.4
AyersRock2King Canyon)
Sidの10行海外紀行 Vol.3. NO.004

 6月22日朝8時20分アリススプリングからエアーズロックに向けグレイハンズの定期バスで出発した。
オーストラリア原住民のアボロジニ語でエアーズロックをウルルと言い、彼らの神聖なる崇拝の地になっ ている。従って、 彼らは登山を禁じている。エアーズロックは一枚岩で出来て高さは348m、周長は9kmで真っ赤な山と言った 感じで、草木は無く滑りやすい。頂上からは360度展開する赤の大地が水平線まで広がっているのが分る。 年に何人かの人が滑って亡くなっている。エアーズロックは太陽の光線の受け方で色が変わり違った風景 を楽しめる。
夜はOutback Pioneerホテルにとまり、満点に広がる綺麗な夜空を楽しんだ。ホテルはここがオーストラリア砂漠の真ん 中に位置するのかと驚くほどプールを初め近代設備の整ったホテルだった。
 6月23日キングキャニオンに向けバスに乗りアウトバック・パイオニアを後にした。キングキャニオンで は宮崎駿の作品のモデルに成ったと言われる御椀を逆さにしたような形のオルガを初め、日本では見られ ない雄大な自然美を堪能できた。
 キングキャニオンでは約2時間ルートのトレッキングがある。簡単な地図を渡され、景色を見ながら岩道を 歩いて行く。バスは先回りし待っているので、どうしてもたどり着かなければ成らない。オージーの若者 はスタスタ体力に任せ早足で消えて行ったが、オージーのお年より仲間と一緒にゆっくりとウォーキング をしながら目的地までたどり着き、バスでホテルに向かった。
 6月24日はキングキャニオンからアリススプリングまで戻り、そこでホテルに一泊し6月25日アリススプリ ングから、今は倒産してないアンセット航空でシドニーに向け12時に出発した。シドニーには15時15分に到 着した。行きは列車、バスを乗り継ぎ3日間掛かった旅がわずか3時間で戻れてしまう速さを再認識しながら、 シドニーキングスミス空港からタクシーでシドニー・ノースのモスマンへ無事戻った。